ペアプログラミングは絶対にやるべきだと実感した

Ca310335ペアプログラミングが良い良いと聞くので職場で検証してみました。

ペアプロを始めるにあたって以下の情報を参考にしました。

開発者が楽しく仕事できる環境とは - 近藤淳也の新ネットコミュニティ論
http://blog.japan.cnet.com/kondo/archives/002275.html

▼パートナー

新人4ヶ月目の野中君

▼実行するにあたって注意した事
できるだけ参考にした情報に忠実になるようにやりました。
・PCは1台でデュアルモニター
・作業者は横に並び画面が必ず見えるようにする
・午前中の2時間半をペアプロして、午後はソロプロで別作業

▼作業内容
ゲームの大きなタスク(タイトル中、ゲーム中、など)の管理&切り替えシステムと、タスク切り替えによる既存システムで発生するバグの修正

▼ソロプロでの作業予定期間
5日

ペアプロでの作業期間結果

15時間(2日分)

▼結果
・2人で行う設計は一人で行うものよりも遥かにしっかりした物が作れる
・実装中はついつい相手に説明しながらコードを書いてしまう、これがミスの無い実装につながっているようだ。もちろんパートナーから指摘されてミスを修正する事もありバグが非常に少なくなる。
・常に思考&コーディング状態が続くので作業効率がかなり良い。
・作業以外の会話も多くするので相手の事を良く知れて、その後の仕事がしやすくなる。
・相手のプログラミングスタイルやツール仕様スキルを盗める。

▼感想
いやぁ〜、すごいと聞いてたけど、かなりすごかった。
これは今後絶対にやっていかないといけないね。
ペアプロをやってからソロプロで作業すると効率が悪くて仕事が嫌になってくる。

ペアプロは落書き机と相性が非常にいい

落書き机
http://akira-ak.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_910d.html

ペアプロを行ったのはこの机だったのだけど、常に2人で会話をしながら設計&コーディングを行っていくペアプロで「落書き机」は非常に便利に活用できた。
問題が出ればすぐにイラストを書いて情報の共有が行える。
ノートという所有権がはっきりしているモノだと2人同時に書き込むのは多少の躊躇が発生するが、机に書くパターンだとこれが全く無い。