ドラゴン桜 10 - 受験テクニック

数学の東大模試をやる場合に必要になるテクニックが書かれていました。
↓以下の4つ

【問題のメッセージ】
問題の出題者の意図を読み取るという事でした。
例題として出されていた問題がこちら

「円周率が3.05よりも大きい事を証明せよ」

この出題の中には世間で円周率とゆとり政策をめぐる議論が交わされているが、
君は円の本質を理解しているか?との問いかけが入っているそうだ。

このように東大の出題では単なる知識を見るだけではなく、
社会に対する強いメッセージが含まれた出題が多くあるらしい、
出題者からのメッセージにちゃんと答えられるかが試されているんだそうだ。

【答案ニ分割法】
数学は芸術だ。
解答を綺麗に見せる事も大切なんだそうだ。
その為には横にずらずらと長く答えを書いていては醜い。
上から下に流れるような解答を書く為に答案用紙の真中に縦に線を引き、
左半分の上から下へ、そして右半分の上から下へ、と流れるように答えを書いていく。

ちなみに東大の答案用紙は1問につき用紙1枚を使用する。

【東京ドーム発想法】
これは分かりやすい具体的なイメージから問題を始めれば解けるというものらしい。
東京ドーム発想法というのは、想像できないような大きなものを表現する時に「東京ドーム何個分」
という具体的で分かりやすい表現をするところから来ている。

具体的なところから考えてどんどん詳細に掘り下げていくのは数学だけではなく
普段の仕事でも自分が使用している方法なので納得した。

【全問解くな!】
東大の数学を全問解けるような人は宇宙人のよな人らしい。
そこで多くの点を取っていく為に部分点を取っていく方法を薦めている。
これは答えが正解していなくても途中の計算結果で点数がいくつか貰えるというものだ。


受験にもこういったテクニックを使う事でクリアが楽になるようだ。
でも使ってる人なんてそんなにいないよなぁ・・・