PS3値下げへの不安

ゲーム機として販売しない為の値段設定だと何かの雑誌で読みました。
ゲーム機はソフト販売での利益もある為、ハードは数年で黒字化すればいいと。
PS3はそれをしない為にハードの原価に近い値段で売ると。そしてLinuxを搭載しアプリ開発をだれでもできるようにすると。


値段を下げたのはゲーム機としての戦略を強めるためだと思う。
これだとPS3はコンピュータでは無くゲームになってしまう。
値段を下げた事を歓迎する記事が多いけど、これだと今までのPS3の販売戦略とは違うと思う。
まるで市場に負けてハードの売り方の方向転換を迫られた形で負け犬になった感じ。


コレだけならまだハードの値段が下がって普及しやすくなったので良いと思う。
けど、今までに言われてた事が行われないとPS3の将来に不安を覚える。
それは、


Linuxが搭載。
Linux用の開発ライブラリが配布。
ハードスペックの違うPS3が発売。


これが無くなると、PS3が既存のゲーム機と違うという事がなくなるし、
開発ができれなければ将来の技術者を育成できるという事も無くなって、ただのゲーム機になってしまう。


値段は高くてもいいから10年後を見て欲しいと思う。