Winnyの技術 - P2P技術の未来

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P2Pソフトウェアとして日本でもっとも成功したのがWinnyだと思う。
その技術が惜しげも無く書かれたこの書籍はすばらしい。

WinnyでのP2P実装のアルゴリズムから、成功した事、失敗した事、
P2Pネットワークを運用する上での注意点など。

実際に巨大P2P網を作り上げた経験からの言葉が多く載っていた。
Winny2ではP2PによるBBSという実装という、P2Pの未来を切り開くような実験がされた。

個人的にP2Pにはかなり期待をしている。
スカイプが分りやすい形でP2Pの価値を示してくれた。

自分の守備範囲内はエンターテイメントとして、
この中でP2Pを上手く利用できるモノが作れないかなぁ、と思う。

ファイル共有というアングラな世界から始まったせいなのかもしれないけど、
混沌とした世界をP2Pで作りたい、